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自分にしかできないことを模索し続けた日々。

「自分にしかできないことをしたい」という思いが人一倍強かったあったさん。大学卒業時「目立とう精神で」受けたテレビ局のアナウンサー試験に最終選考まで残ったことは彼を大きく駆り立てた。「もしかしたらこういう分野で何かできるかもしれない…って、カン違いだったんですけどね(笑)」。その後も彼はラジオ局でADとして働きながら劇団に所属するなどして「自分にしかできないこと」を探し求める。だが芝居の世界にも挫折を感じ「このままじゃいけない…って、すごい落ちた時期がありました」。劇団を辞めて1年が経ち、表に出るのは辞めてラジオのADの仕事に専念しようとしたあったさん、するとその時に転機が訪れたのだ。劇団に所属していた頃に一度やったことのあるナレーター業、その時に一緒に仕事をした人から「やる気があるならナレーションの仕事をやってみないか」と声をかけられたのだ。「迷うよりも、自分自身を変えないと!という思いの方が強かった」。そうして彼はナレーターとして活動することを決意。「これが最後のチャンスだと思いましたね」。
Profile

あった ゆういち
1974年9月22日生まれ
QAB『チネマパラディーゾ』をはじめ様々なテレビ、ラジオの番組やCMでナレーションを担当。ディズニーアニメ『ライアンを探せ!』では声優としても活躍。CM出演することもありヘリオスの『くら』の父役も実は彼。
キャラOKINAWA
関西を代表するナレーター・島よしのり氏を中心に立ち上げられた沖縄初の声のプロダクション。あったゆういちさんの他、中村一枝さん、幸地優子さんらが在籍。
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目標、そして力となるもの

現在はテレビやラジオで彼の声を聞かない日はないと言っていいほど、多くの代表作を持つあったさん。2007年1月に立ち上げた声のプロダクション[キャラOKINAWA]のメンバーでもある彼は、今後も勢力的な活動が期待される。そんな彼の今後の目標は「映画の配給会社が出してるCMのナレーションをしたいというのがまずひとつ。
あとは、僕が色んな人達から影響を受けたように僕も誰かに影響を与えられる表現者でありたい」。ちなみに彼自身が影響を受けたのは「何といってもMr.Children!10代の頃から聴いてたんですけど、今また詩を読ン返してみると、どの曲も自分の思いとリンクするんです。中でも『名もなき詩』という楽曲には心を大きく揺さぶられました」。今の自分へと導いてくれたたくさんのもの、そんな力をもつ存在に自分もなれたら…そんな思いは今日の彼の大きな原動力となっている。

● 次頁は、自然とそこにいる存在感


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