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自然とそこにいる存在感

ひとつひとつ、言葉を選ぶように、思い出すように話すあったさんの生み出す空気感は独特だ。「僕すごい間が長いの、分かります?島さん(キャラOKINAWAの代表)からもフリートークは全くダメって言われてます(笑)」自分の中の引き出しを探すのに時間がかかるという彼は、ナレーションでも原稿の世界観をじっくりイメージしないと納得のいく表現ができないのだという。
「まぁ、僕はそれもよしとしてるんですけどね(笑)」。強烈な存在感よりも空気のように自然とそこに存在できる声の持ち主でありたい。そう話す彼のやんわりとした空気感、それこそが彼の人徳であり唯一無二の存在感ではないだろうか。インタビュー後に改めてあったさんのナレーションを聞いてみると、そんな彼の人柄がそのまま表れているようでとても微笑ましかった。

『愛』と『一生懸命』

「主な活動は子育て」「子どもに、大きくなっても『お父さん大好き』って言われたい(笑)」と、話の端々からいいパパぶりがうかがえるあったさん。そんな彼のキーワードは『愛』そして『一生懸命』。「僕は『愛』ってお互いに分かり合うことだと思ってるんです。分かり合おうとした上で相手の為にできることを『一生懸命』やる。それは子育ても仕事も同じですよね」。
この仕事を始めたばかりの頃は、原稿の最初の1行が読めずに帰らされたこともあったというあったさん。「僕のポジションはリレーに例えればアンカー。営業の人が最初に走って、クリエイターの人がつないで、最後に僕が走る。だから、作品の完成度は僕に大きくかかってるんですよね」。仕事をしていく中で芽生えた「信頼感のあるナレーターになりたい」という思い、そしてずっと抱き続けた「あったゆういちにしかできないことをやりたい」という思い…彼はそれらを『愛』と『一生懸命』の心意気で、今ゆっくりと形にしているところだ。


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