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関西で学んだことや経験を活かし沖縄でしか作れない料理を

「僕が修行したのはね、バブル絶頂期の会員制日本料理店で、師匠は料理に対する哲学をもった厳しい人やったんですよ」。 大阪・北新地で15年間修行を積んだ湯川さんの師匠は、日本料理界の殿堂入りをしている廣坂進三氏。その師匠の元で彼は料理の技術はもちろん、職人としての心意気など様々なことを学んだ。「普通なら捨ててしまうびわの種を炊く技術もそのひとつ。そういったことを通して、素材を食べることは生命をいただくことやと教わりましたね」という湯川さんは、素材の全てを残すことなくとても丁寧に調理する。
Profile

◎ゆかわますひろ
1960年4月24日生
和歌山県出身
大阪・北新地で15年間修行を積んだ後、地元・和歌山で日本料理店を10年間経営。その後、奥さんの出身地でもある沖縄に移住することを決め、自然が多く静かな名護郊外で2004年2月に季節料理 湯川をオープン。
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大阪で修行をした後、地元・和歌山で10年間商売をした湯川さん。彼が奥さんの出身地でもある沖縄で店を出そうと決意したのは「自分がこれまで学んできたことを活かして、沖縄にしかない食材を使ったオリジナル料理を作ってみたい」と思ったから。
そうして彼が、緑多く川のせせらぎが心地よいこの場所に季節料理 湯川という店を構えて4年の月日が経った。最近のおすすめは「アグーならではの脂のもつ旨味をより美味しく味わってもらいたいから、ソースやタレではなく塩で勝負してみようと思ったんです」という今帰仁アグー料理。豆乳でコクを加えた割り出しの鍋汁にくぐらせたアグー肉を岩塩につけていただくしゃぶしゃぶをはじめ、どのメニューも独創性にあふれており「季節の食材と沖縄の食材を融合させた料理をこれからも提供していきたい」と彼は言う。

● 次頁は、技術は学び、感性は耕すもの自分が学んだことを伝えたい


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