 |
| ■ Contents ／ Information |
|
|
|
|
|
食材の良さを知ってこそ、自信をもって提供できる！
満味では『ガツ（豚の胃袋）』や『豚スジ』の他、『豚オッパイ』といったユニークな部位まで味わうことができる。それまで豚肉は、内蔵はまとめて加熱した状態で納品されるのが普通だった。「胃袋も大腸も見分けがつかない。これで沖縄の食文化に豚ありきと言えるのかなあ」そう思った満名さんは、全ての部位が生で手に入るように何度も食肉センターへ足を運んでお願いしたという。「最初は笑われましたよー」という満名さんだが、今では「豚肉をあますとこなく食べてもらいたい！」という心意気をお客さんに伝えることに実現している。
満名さんから聞くやんばる島豚の話はとても奥が深く、話を聞くのと聞かないのでは美味しさも違うという声も多い。「お客さんが口にするものに対して何の説明もできないなんて、素材の魅力を半減させてると思うんですよ。実際あぐーとやんばる島豚の違いが分からない人も多いんですが、それじゃ作った人に失礼だし、申し訳ない。僕は常に素材にプレッシャーを感じながら扱ってるし、スタッフにもしっかり勉強させてますよ。これからもっとやんばる島豚のこと、そしてその美味しさを多くの人に知ってもらいたいです。沖縄の財産ですから！」
※ 「生産者の思いをそのままお客さんに伝える、というコンセプトはバーテンダーの頃と変わってません」という満名さんはとてもアツい人だ。「やんばるだからこそ伝えられる沖縄の息吹きを感じて下さい！」彼の力強い言葉からはやんばる島豚、そして沖縄への思い入れがビシッと伝わってきた。
|
